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フリマウォッチングレポート3はじめに

フリマウォッチングレポート3

シーズン中とシーズンオフとで落札価格に変化がでるか


2003.11.10

目次

1.はじめに-- 2.ウォッチング対象と調べ方--3.全体の落札数の傾向--4.A型モデルの場合--A型モデルの場合続き--5.B型モデルの場合--B型モデルの場合続き--6.まとめ--

1.はじめに
みなさんは、ネットオークションを利用してみて「やっぱりこの時期は(需要が多いせいか)落札するのが難しいなあ」と思ったことはありませんか?年末年始、年度末年度始め、梅雨時、クリスマス、バレンタインとかいろんな時期ものアイテムが世間にはいっぱいありますよね。

私は去年の年度始めにヤフーオークションでK社のテープライターを落札しようと試みました。いろんなものにテープで記名したり、分類したりしたかったからです。検索すると出てくる出てくる…。数え切れないくらい出品されていて、結構安く落札できそうな気分でいざ挑戦してみたら…これがなかなかの難関なんですわ。私としては、「ほとんど新品に近いような数回使用の中古品」を狙って激安ゲットを仕掛けるわけですが、ライバル達も同じ様な発想で挑んでくるようで、なかなか思ったような金額でおさまりません。結局、落札をあきらめて秋葉原を探し回り2000円くらいでテープライターソフトを買ってくることになりました。まあ、安く済んだと言えばそうなのですが「そのテープライター」を使いたかった私としてはなんとなく納得できない。その時私は「年度始めで需要が高くなるからゲットが難しいんだ」と固く信じていました。

でも、「オークションって不思議な生き物のようだ」と常々思っている私は「需要が高い時期だからゲットが難しいというのは、本当なんだろうか?」と今一度自分の印象に疑問を持ったわけです。「参加している人が感じているそのオークションに対する感覚」と「ただ観戦しているだけの人が感じているそのオークションに対する感覚」とが一致しているとは限らない。実際に参加している人達だけにわかる感覚。そういうものが確かに存在していると私には思えるのです。そして、一旦その「参加している人が感じる感覚」に支配されてしまうと自分を含めたオークション全体を客観視することは、リアルタイムでは特に、難しいことのようにも見えます。

だから、今年は自分をあくまでも観戦するだけの側に置いて、ひたすらデータを追ってみることにしました。はたして本当に「需要が増えるシーズン中」と「需要がおさまるシーズンオフ」とで落札価格などに変化がみられるのでしょうか。見られるとするならばどのくらいの変化があるのでしょうか。観戦対象オークションはもちろん去年と同じヤフーオークション、そして対象商品はもちろんこのK社のテープライターにしてみました。でも、この商品選択がはたして正解だったかどうかは今でも私には「?」と思える部分がたくさんあるのです。実際に調べてみるとこのテープライター市場はかなり特殊な市場に思え、他のものにも共通して言える結果になっているかどうかは大いに疑問なのです。ま、それにしても「こういう場合もあるよ」という程度に参考にしてもらえればそれでオーケーってことにしておいてくださいね。いつものことですけど。

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